2008年3月16日日曜日

皐月賞のタイムからみたレースの流れ

タイムのの写し間違えがあっても許してください
まず、過去6年を列挙すると
 年   タイム  3F  6F  上がり 勝ち馬
07年  1.59.9  35.5 59.4  35.9 ヴィクトリー
06年  1.59.9  35.6 60.0  35.7 メイショウサムソン
05年  1.59.2  35.0 59.6  34.5 ディープインパクト
04年  1.58.6  35.3 59.7  34.4 ダイワメジャー
03年  2.01.2  36.2 61.7  34.7 ネオユニバース
02年  1.58.5  35.0 59.2  35.8 ノーリーズン
である。2分台は2003年のみ。 その前のタイムは
01年  2.00.3  35.8 59.9  35.8 アグネスタキオン
00年  2.01.8  35.4 60,2  36.3 エアシャカール
99年  2.00.7  35.4 60.1  36.0 テイエムオペラオー
98年  2.01.3  35.5 60.4  36.7 セイウンスカイ
97年  2.02.0  36.0 61.1  36.5 サニーブライアン
96年  2.00.7  34.4 59.2  36.1 イシノサンデー
95年  2.02.5  35.4 61.0  36.7 ジェニュイン
です。
サンデーサイレンス産駒が初めて出てきた、1995年の勝ちタイム
が2.02.5.。それを含め7年連続2分台。2002年のノーリーズンを
境に1分50秒台が中心になる。細かいことは知らないが、2002年、
おそらく、馬場改修、あるいは、芝の内容を変えたのではないかと
思われる。そのため、ノーリーズンのれーコードが生まれ、それ
以降馬場が安定して、1分59秒台がコンスタントに出ているのでは
ないかと思われる。ネオユニバースが勝った03年は、スローペー
スの展開になったと思われる。(別の理由も考えられるが、憶測に
なるので述べない)、この年を除外して考えるべきだと思う。
過去6年に限らなくとも、過去12年間の3Fは、35秒台あるいは
34秒台で今年の弥生賞の36.1から比べるとかなり早い。
今年の弥生賞のタイムは  2.01.8  36.1 61.8 35.2 でした。
6Fでは、過去6年03年を除くと遅くとも60秒。ほとんどが59秒台
である。今年の弥生賞は61.8秒。弥生賞は皐月賞で見ると03年
のタイムに類似している。つまり、かなりのスローペースのレースと
見られるのである。過去に、弥生賞と皐月賞を勝った馬は2頭しか
いないのは、弥生賞と皐月賞がまったく流れがまったく異なるからで、
抜けた存在でなければ両方を勝てないのである。
普通に考えると。3F35秒台、6F59秒台で、1分59秒台の決着と
考えるのがよさそうである。これは、厳しい流れのレースを勝ち抜い
てきた馬が候補に挙がるのではないか。弥生賞組は、評価を下げ
る必要があるということである。もっとも、逃げ馬不在でスローになる
と、話は別だが。皐月賞までにトライアルレースやそのほかのレース
の分析をしていこうと思うが、サボり癖があるからなー。